僕の考える勝ち筋について

最近僕がよく使う単語に”勝ち筋”という言葉があります。

その試合をどうやって勝つか、今の状況からどうやって勝つかというのを考えた時に勝ちに繋がる立ち回りや方法のことを指します。

当然これはステージや武器構成、試合中の展開によって変わるものですし大きいものや小さいものと様々です。

勝ち方という言い方もできるかもしれませんが試合中のことを考えると勝ち筋という言い方のほうがしっくりくるのでこちらにします。

それでは色々な場合を考えていきます。

 

1.試合開始前に考える勝ち筋

ガチマッチと対抗戦で変わってくるので別々に書きます。

 

a.ガチマッチ

ガチマッチで事前にわかってることはステージが2つと自分の武器のみです。

つまり僕が考える勝ち筋というものの多くを試合が始まってから考えなければならないので一番難しいルールと言えます。

とはいえ、それは色々な役割を持てる武器を自分が持っていたらの話であって仕事が一つしかない武器はそれを遂行できるかが大事になってきます。

なので今の2ステージでどうやって動くのかがある程度決まっている武器をもって行くことが大事になってきます。

 

b.対抗戦

ガチマッチと大きく変わります。

ステージが決まっているという点と、味方の武器構成が分かっている点ですね。

これにより自分たちがどうやってこの試合に勝つかというのをある程度考えて持っていくことができます。

大きく2つに分けると自分たちのやりたいことを押し付ける構成と、敵のやりたいことを潰す構成とがあります。

 

分かりやすいステージだとデボンがありますね。

このステージは味方に長射程(上で戦う人)がいるかどうかと、ビーコン持ち武器(敵高台を取りに行く人がいるかどうかが大事になってきます。

長射程の武器は高台がとれていないといい仕事ができません。

なので味方に長射程いるときは敵味方最低どちらかの高台がとれていないといけないことがわかります。

その際に敵高台を確保し続けるのに有用なのがビーコンになります。

このビーコン持ち武器がいない場合敵高台を取り続けるのが困難になるので自高台を取られてはいけない、とられた場合はすぐに取り返さなければなりません。

ここまでは試合開始前に考えられることになります。

 

2.試合展開によって変わる勝ち筋

試合開始前に練っていたプランもすべてうまくいくとは限りません。

そのまま試合を続けていても勝てない場合、失敗したときに負けが速くなるとしても勝つ可能性があるプランを考えて実行する必要があります。

これが今回の記事で一番伝えたいことになります。

 

1つ極端な例を出します。

ステージはアジフライ、Aチームはバレルスピナー4、Bチームはシャープマーカーネオ4だとします。

試合展開はBチームが初動勝ちからうまく抑えてカウントを20まで進めたあと、Aチームがスペシャルを全て使って打開、今からAチームの抑えが始まります。

 

Aチームの勝ち筋を考えます。

バレルスピナーの基本的なアジフライの抑え方はエリアで構えて敵の打開をいなすことです。もしくは敵の左高台に上がることですね。

しかし今回の場合Aチームはカウントを20以降まで進めなければなりませんが一筋縄ではいきません。なぜならここにはペナルティカウントが考えられていないからです。

Bチームはキューバンボムピッチャーが4枚でバレルスピナーではメインサブスペでどうやっても塗り返しが不可能なのでエリアに使われてしまうと確実にペナルティをつけられてしまいます。

ハイパープレッサーでボムピを使う前に倒したいですがBチーム側が先に溜まってしまうので間に合いません。

つまりこのまま打開のし合いを続けていてもBチームがミスをしない限りAチームに勝ちはありえません。

ではどうすればいいか。

キューバンボムピッチャーをエリアに使われてはいけないのであればその前で使わせるか、溜まる、使う前に倒すしかありません。

つまりステージがアジフライで武器がバレルスピナーであろうとかなり詰めてプレーする必要があるということです。

このプランはバレルスピナーがアジフライで詰めて戦うのが難しいため実現がかなり厳しいです。失敗した場合打開をし合う展開よりもはやく負けてしまうでしょう。

しかしどうせ負けるのであればまだ勝てる可能性があるプラン、勝ち筋のあるプランを選択するべきだと僕は考えます。

 

3.まとめ

今回はかなり極端な例を出しましたが、試合中このような選択を迫られる場面はすくなくありません。

特にカウントを大きくとられたときに敵に、ボムピッチャー、バブルランチャー、イカスフィア、スーパーチャクチという一時的に塗りが強いスペシャル持ちがいる時によく考えます。

うまい、天才的なプレイヤーこれらを本能的、感覚的に理解して行動または圧倒的な個人技で打破しているのでしょう。

なので僕みたいな凡人プレイヤーは少しでも多く考えなければなりません。

ここまで読んでいただきありがとうございます。

少しでも皆様の力になれれば幸いです。