スプラにおける大会や企画、その運営について
今回は普段のスプラの考察とはちょっと違ったことについて話そうと思います。
まずは大きくゲーム業界についてですがそれぞれのタイトルでそのタイトルを盛り上げるものとは一体なんでしょうか?
それは間違いなく大会や企画です。
では、その大会や企画を主催してくれるのは誰なのかそれを考えてみます。
1.他タイトルの大会
多くのタイトルでは公式と呼ばれる存在が大会や企画を主催します。
ShadowverseではRAGE、LoLでは国内ではLJLというような大会やリーグなどが公式によって開かれています。
公式なだけあった基本的には運営がしっかりしており、大規模なものも多いです。
賞金が出る大会も多く、この前の Shadow verseの世界大会の優勝賞金は100万ドルだったと聞いています。
そのゆえ賞金のために練習する、優勝したらそれに対しての報酬が出るという形でプロゲーマーという存在がわかりやすいのも特徴だと思います。
それではスプラトゥーンというタイトルを見てみましょう
2.スプラトゥーンの大会
まずスプラトゥーンの公式が何を企画してくれているかを考えます。
なんと1つしかありません。
スプラトゥーン甲子園
とてもいい大会ですね
誰にでも出場チャンスがあり放送も盛り上がる。これをみた知り合いのモチベーションが上がってるのをよく見ます。
しかしこの大会は賞金は出ませんし年に1度きり、逆に言えばこれ以外の公式主催の大会は1つもありません。
1回だけRAGEがありましたが公式公認?くらいの立場で2回目はありませんし優勝賞品はパーカーでした。
そんな中、普段僕たちが見かける"対抗戦"という文字、ルールは何をやっていますか?
"ガチエリア"ですよね。
唯一の公式大会のスプラトゥーン甲子園は"ナワバリバトル"の大会。
僕たちは何に向けて練習しているんでしょうか。
当たり前ですがガチエリアの大会ですね笑
こんな環境でも奇跡的にガチエリアの大会は数多くあります。
いったい誰が運営しているのでしょうか?
それは遊ぶ側のユーザーです。
これによってスプラトゥーンというタイトルは衰退することがなく、おそらく運営もこの非公式の大会の結果を見てアップデートの調整をしているところがあると思います。
3.非公式大会の運営
非公式大会の運営をしてる人たちは一体どんな人達なのでしょうか?
おそらく多くの人がボランティアで主催しています。
非公式大会を開くことのメリットとデメリットを考えてみます。
メリット
・知名度の上昇
・配信による視聴者の上昇
・企画終了時の労いの言葉
デメリット
・企画が終わるまでの疲労
・金銭的負担
・上手くいかなかった時の誹謗中傷
メリットの3つは確実性がなく、むしろあれば御の字くらいのものです。
逆にデメリットの3つのうち上2つはほぼ確実にあります。
最近では優勝賞品にアイコン(絵)がある場合が多く、知り合いに絵師さんがいて無償で描いてもらえればいいですがそうでない場合、依頼費が少なくとも3千円や高いと1万までいくこともあります。
参加費を集められないのも問題ですね。
そうするとデメリットの方が確実性が高く企画や大会を主催することを文字通りボランティアといっても過言ではないと思います。
4.まとめ
非公式の大会や企画にはクソ運営と言われるものがたまにあります。
進行があまりにも遅かったり、要綱を守らなかったり、なんなら失踪したり笑
しかしそんな中でしっかりとした運営による企画や大会があるのも確かです。
そしてその非公式大会がスプラトゥーンというタイトルを盛り上げているというのも事実です。
運営様!とか運営してくださってるまでは言わなくていいと思いますが要綱をしっかり読むとか、進行をスムーズにするために1回戦ごとにガチマに潜らないとか、参加者の僕たちで協力できるところはたくさんあると思います。
そうやって運営と参加者が協力してこのスプラトゥーンというタイトルを長く盛り上げていければなと思いこの記事を書きました。
長文読んでいただきありがとうございました。